成田の名産品・おみやげ5選
成田市には農産物からその加工品、そしてお菓子まで、お土産にしたいような名産品がたくさん揃っています。ここでは、その中から5品に絞ってお伝えします。成田土産はこれでつきるという品々ばかりです。
【黒平まんじゅう】
まずは成田で有名な黒平まんじゅうをご紹介します。名前の通り、真っ黒の薄皮まんじゅうです。昔ながらの伝統の製法で作られており、せいろで蒸してて販売しています。じっくり蒸されたまんじゅうは、しっとりしていて黒糖の香りがします。餡も控えめな甘さです。
みてびっくり、食べて満足の逸品です。成田ならではお土産に最適でしょう。
【栗蒸羊羹 生】
和のスイーツでもう一品ご紹介します。成田周辺に蒸羊羹を販売する店は多いのですが、米分がその元祖と言われています。この米分で製造・販売しているのが栗蒸羊羹です。こちらの羊羹は『生』と謳っているだけあって、普通の蒸羊羹とは違うもちっととした生地に控えめの甘さと合わせて少々の塩気が感じられます。
また羊羹の中には一粒栗が入っていて贅沢な気分が味わえますよ。
【ウシマロ】
和のスイーツに対抗して、今度は洋のスイーツを。成田ゆめ牧場が製造するマシュマロは牛乳をふんだんに使った贅沢なものです。食感は普通のマシュマロとは比べ物にならない口どけで、そこに濃厚なミルクの味が広がっていきます。さらに、砕けたチョコレートが入っているので、マシュマロとの合わせ技で口中が幸せ感いっぱいになりますよ。
見た目もウシらしく、味もミルクの味が深い。マシュマロならぬ『ウシマロ』と名付けたのも納得です。
【クリームスイカ】
スイカといえば赤い果肉が普通ですが、成田周辺では黄色い果肉のスイカ・クリームスイカを生産しています。クリームスイカの生産量は年間約900トンで成田周辺の全生産量の9割にも上り、全国でもトップクラスです。大体はカットされて販売されることが多く、物珍しさで買う人も多いのですが、食べてみると適度な糖度にさっぱりした歯触りで買った人の心を捉えます。
季節は夏だけなのですが、ミネラルも豊富に含んだスイカは熱中症予防にも最適な食べ物といえるでしょう。
【落花生】
千葉の名産品と言えば落花生を思い浮かべる人も多いでしょうが、成田周辺も一大生産地なのです。落花生は殻付きで売られることが多く、全国に出荷されます。10月ころになると新米ならぬ新豆が出始め、店頭に並んでいきます。代表的な品種「千葉半立」と呼ばれる落花生は、香りよく味に品があるのが特徴で人気です。
この落花生を使ったお菓子ピーナッツ最中も市内で販売されており、こちらもお土産にお勧めできる逸品ですよ。
豊かな北総台地では、作物や牧場の恵みを使った多くの特産品が取れます。成田のお土産にはぜひ成田の風土と結びついた品を選んではいかがでしょうか。